1. PCの移動可能
　　2. ケーブル工事不要
　　3. 低コスト

　　ケーブルフリー(無線)LANのメリットと言えば、
1. PCの移動が可能なことから、打合せや会議の時に、大変便利です。LapTopはもちろんの
　　こと、DeskTopでも、置き場所に制約を受けないので、とても有効です。

2. ケーブル工事がいりません。このことにより、初期導入コストを抑えることが可能な
　　ことはもちろんとして、オフィス内でのレイアウト変更や、ネットワークの拡張などの際には、
　　とても威力を発揮します。部屋のデザインの自由度や、外観もよくなるはずです。すでに、
　　インテリジェントビルでは、無線LANが標準装備されるという試みも始まりました。今までの
　　フリーアクセスの考え方より、天井までの高さを余裕で使えるので今後の流行になるかも
　　しれません。

3. コスト面でも、有利になります。ケーブル工事費用や、ケーブルの維持管理に関するランニ
　　ングコストがかからないため、TCO（Total Cost of Ownership）を抑えることになるのです。
　　外観、便利さなどにより業務効率が上がればさらに、メリットがあるはずです。

特定小電力無線

電波を利用した無線通信をする場合、公共性の高い通信を確保して混信や干渉を防ぐために、
電波法の規制があります。2.4GHz帯の電波を用いた送受信を行う無線局の場合には、コード
レス電話やワイヤレスマイクのように、免許の必要がなく、特定小電力無線局として運用できる
メリットがあります。

−特定小電力無線局の条件

　○最大空中電力　10mW
　○技術基準適合証明の取得


⇒　2.4GHz帯小電力データ通信システムの高度化に関する規定の整備

⇒　技術基準適合証明の対象設備の拡大


■ 11Mbpsのケーブルフリー(無線)LAN機器

標準規格IEEE802.11b 11Mbpsのケーブルフリー(無線)LAN機器が、メルコ、アップル
などの複数の会社から商品化されています。これらの商品が、本当にIEEE802.11bに適合
していることを認定する団体としてWECAがあり、ここで合格した製品には’Wi-Fi’というロゴ
かつけられています。これらWi-Fiの機器は、異なるメーカー間でも理論上相互接続できます。
但し、製品は複雑化しており実際の利用シーンにおいては、接続できないケースや、接続
できても伝送スピードが遅い例などもあります。


⇒　WECA (Wireless Ethernet Compatibility Alliance)

⇒　Wi-Fi認定メーカー