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■Black-eye.com news -----2004.1.20
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今日は、ウィッシュネットのバンドン会議2004の初日でした。まずまずの反響が
あり、成功に終わりそうです。最近、このblack-eye newsは、海外出張報告
になっているとご指摘を受けておりますが、日常は、時間に追われており、海外
では比較的に連続したまとまった時間がとれるため、どうしてもこのように、なって
しまいます。
 バンドンというのは、インドネシアで3番目の大きさの都市です。ジャカルタから、
飛行機、列車、または、車で来ることができます。今回、シンガポール経由でジ
ャカルタに入り、ジャカルタから、車で3時間ほどかけてやってきました。途中、トラ
ブルもあり、17日の朝6時に出て、着いたのは、現地時間で18日の1時ころ。2
時間の時差があるので、21時間もかかった計算になります。随分、遠いところで
会議を主催したものですよね。これはなぜかと言えば、この地は、私にとって、非
常に思いいれのある場所なのです。約8年前、ここに来て、今のウィッシュネット
の原点とも言えるプロジェクト(アジアでの衛星を使った学術用インターネットバッ
クボーン)が、がスタートしたのです。このネットワークが、Asian Internet
Interconnection Initiatives として、政府にも高い評価を受け、現在も存在し
ています。当時、宿泊したシェラトンホテルの会議室を借りて、国際会議を開催
することができました。参加国は、インドネシアはもちろん、フィリピン、マレーシア、
ラオスで、日本を入れて、5カ国です。また、個別のコンタクトもあり、新しいビジネ
スも生まれそうです。
 少し会議の内容をご紹介すると、キーノートとして、インドネシアの衛星通信会
社PT. Pasifik Satelit Nusantaraの社長 Mr.Adiwosoさんに来ていただきました。
次に、ウィッシュネットが取り組んでいる、衛星インターネットに関する、IPv6等の
技術開発の話、標準化活動の話、今後のサービスの話をして、さらには、各国
の衛星インターネットに関するレポートをしてもらいました。今日は、会議の2日目
ですが、さらに技術の詳細を紹介し、衛星インターネットを使ったIP電話のデモな
ども行います。
 会場のネットワークは、日本から衛星経由で、バンドン工科大学を通り、大学
から会場のシェラトンホテルまでは、無線を使って、接続しました。日本のように電
波法に縛られないため、かなりの長距離を無線でインターネット接続することが可
能です。インドネシアでは、たくさんの島があるため、衛星と無線の組み合わせで
インターネットを提供することは、とてもポピュラーなことなのです。

バンドン会議⇒ http://www.wishnet.co.jp/en/bandung/index.html


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