■Black-eye.com news -----2003.7.18
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みなさんに、久々にお知らせすべき、ニュースがあります。
本日付で、ウィッシュネットが、総務省のアジア・ブロードバンド衛星基盤技術の研
究開発を受託することが決まりました。これは、総務省情報通信政策局通信規格
課が、一般競争入札にて公募した案件で、ウィッシュネットとして、応札していたもの
です。日本のアジア・ブロードバンド計画において重要な案件の1つで、3年間の大
型プロジェクトとなっています。
ウィッシュネットの担当する部分は、衛星回線を用いて、アジア6各国をインターネ
ット接続し、このインターネットテストベットをベースに、衛星インターネットに関する要
素技術を世界で標準化することを、目的としております。日本を代表しまた、アジア
に貢献しつつ、世界で標準化活動を実施するというプロジェクトで、受託できたこと
を、大変、うれしく誇りに思うとともに、重責をも実感しています。
今後、このプロジェクトを推進していく上で、アプリケーション的な部分や、利用する
立場での評価など、さまざまな形でみなさまのご協力をお願いするシーンが出てくる
ことが予想されます。是非とも、ご協力をお願いいたします。詳細に関しては、順次、
このMLでも報告していきますが、特にご興味のある方は、直接、コンタクトして頂けれ
ば、今後の展開など説明させて頂きます。
以下は、総務省の報道発表資料(一部)です。
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アジア・ブロードバンド計画に基づく平成15年度新規の研究開発案件の
準備状況について
総務省では、本年3月に策定した「アジア・ブロードバンド計画」に基づいた平成
15年度の新規研究開発案件の第1号として「アジア・ブロードバンド衛星基盤技
術の研究開発」の委託先候補を選定しましたのでお知らせします。
本件では、国内及び東南アジア6カ国の大学・研究機関等と順次協力してIPv6
対応の衛星技術を研究開発し、その成果の国際標準化を目指すとともに、IPv6技
術の東南アジア諸国への普及を推進することとしています。
なお、「アジア・ブロードバンド衛星基盤技術の研究開発」は、「平成15年度情報
通信分野の研究開発」の一環として提案を募集し、委託先候補を評価・選定した
ものです。
1 研究開発課題
地上系ネットワークとシームレスに接続して信頼性・利便性の高い次世代の情報通
信基盤を形成する環境整備を促進するため、IPv6対応の衛星技術として次の技術を
研究開発。
− IPv6対応の大規模マルチキャスト技術
− IPv6対応の動的帯域割当・管理技術
2 委託先候補
ウィッシュネット株式会社(代表者:泉山 英孝)
国内の大学・研究機関等(慶応義塾大学、奈良先端科学技術大学院大学、JSAT
株式会社)のほか、東南アジア6カ国(インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナ
ム及びマレイシア)の大学・研究機関と順次協力して研究開発を実施予定。
3 研究開発期間
平成15年9月頃から平成18年3月頃までを予定
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