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ビエンチャンレポート

■Black-eye.com news -----2003.2.5
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現在、ラオスの首都、ビエンチャンにいます。メコン川のそばののどかな
街です。社会主義で、農業国のため、住んでいる人もおだやかで、食べ
物もおいしく、ストレスはありません。朝晩は、涼しいのですが、日中の
直射日光はかなりパワーです。

今回の出張は、ラオス唯一の国立大学である、National University of
Laos に、衛星経由でインターネット接続をするのが目的です。昨日まで
は、この大学は、28.8Kbpsのダイヤルアップ接続しかなく、それを、時間
を制限して共用していました。

経済産業省の予算を使い、SOI−Asiaプロジェクトの一環で、インターネッ
ト接続環境のよくないパートナーと衛星を使って常時接続を行い、日本から
の遠隔教育等をすることになています。ラオス以外にも、アジア諸国に多数
のパートナーがいて、ウィッシュネットが、衛星インターネット環境を構築する
業務を受託しています。

昨日、衛星受信局の設定を完了し、現在は、すでに128Kbpsで常時接続され
ました。日本と比較すれば、まだまだ細い回線ですが、ラオスの人にとって、
ダイヤルアップから、常時接続になったことのインパクトは、大きいと思われま
す。実際に、大学の関係者たちは、今後の展開をいろいろとイメージして、か
なりもりあがっています。

ちなみに、このメールは、接続したての回線を利用して送信しましたので、ビエ
ンチャンの地球局より、36,000km上空の静止衛星経由で、日本の地球局のあ
る、慶応SFCを経て、届いたということになります。

また、接続後、IP電話機能のテストを兼ねて、日本に連絡したところ、とても
クリアな音声でした。接続前に、日本に国際電話したのですが、クオリティーは
悪く、1分あたり、\450程度もかかるので、あらためてインターネットの重要性
を実感しました。

日本でも、僻地や離島などインターネット環境が悪い地域もまだまだあります。
そのために、デジタルデバイド解消のプロジェクトがたくさんあるようです。ま
た、アジアには、ラオス以外にもたくさん、デジデバ地域があります。これらの問題
を少しでも解消するために、貢献できればと考えています。

ラオス、ビエンチャンより

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